ナンパSPECIAL

ナンパは男のロマン|平成の交渉人・ネゴシエーター

ナンパについて

 ナンパは漢字で書くと”軟派”となる。要は、硬派の反対で軟派。軽々しい、チャラい、節操がない、世間的にはそんなイメージである。ナンパをする男は女性からは敬遠される傾向にある。

 しかしながら、男というのは常に欲求と戦っている、いわゆる性欲だ。女性の性欲よりも何倍も強い男の性欲。それを満たすには大変な労力が必要だ。一日三回のオナニーでは足りない、というか気持ちが満たされない。やはり生身の女性が良いということで、彼女の体を求めるが、毎回受け入れられるとは限らない。「今日はダメな日なの」なんて言われて、元気いっぱいの息子を抑えつつ無理やり眠った経験は誰にでもあるだろう。

 そこで登場するのが風俗、性欲をお金で解決するのだ。しかしながらその額は相当なもの。大半の金の無い男にとって風俗は高嶺の花。また大枚を払っても登場するのは小太りのおばさんというリスク。金を払っているから抜かないわけにもいかず、目を閉じて想像して無理やり抜いてくるのだ。嗚呼、なんて男は悲しい生き物なのだろうか。そう考えるとナンパというのは理に適っている。お金もかからない、しかも自分の好みの女の子を選べるわけだ。世間の評判は悪いがナンパは男として生きる為に必要な手段である。ここで一つの結論に達した。

ナンパとは狩りである。

 誰に非難される必要があるだろうか。ナンパをする権利を私は主張したい!世の女性たちは寛大な気持ちでナンパをする男たちを見守ってほしいと思う。それに女性としてもそんなに悪い気はしないはず。そう、貴女は選ばれたのだから・・・

ナンパの手段・ナンパツール

 ここではナンパの方法を幾つか紹介したい。ナンパには路上ナンパ(ストリートナンパ)・逆ナンパ(逆ナン)などがあり、一番クラシカルなナンパは【路上ナンパ】であろう。たとえば渋谷のスクランブル交差点。休日の昼間にはよりどり緑のいわゆる”獲物”がウロウロしている。ナンパ待ちの女性もたくさんいるのも事実、そこを見逃す手はない!男たちよ、勇気をもって突き進むのだ!君たちは間違ってはいない!!

 と、まずはオーソドックスなナンパを紹介したが、「ねぇ、彼女お茶しない?」or「なぁ、姉ちゃん茶しばかへん?」と声をかけるだけがナンパではない。電話を使ったナンパも存在する。ズバリ、テレクラである。テレクラはテレホンクラブと呼ばれ、個室にこもり女性からの電話をつないでくれるサービスだ。料金システムはカラオケのイメージ、1時間幾らといった感じだ。女性とつながったらこっちのもの、ナンパスタート。君は交渉人、ネゴシエーターだ。まずはプロファイリングを駆使して、見えない相手の情報を引き出していく。芸能人に例えると誰に似ている?スレンダー系?ぽっちゃり系?などなど、また音楽・テレビの話題を何気なく話していく中で、相手の”本当の年齢”を導き出していくのだ。たいていの女性はつながった当初、嘘の年齢を言うものである。ただテレクラは店舗に出向く必要がある為、近年は携帯等でテレクラの代わりが可能なツーショットダイヤルが主流である。

 近所の女性と直接電話で話すことができるツーショットダイヤル。料金は会話の1分ごとにかかる、だいたい100〜200円。時間が経てば経つほど料金がかかるシステムだ。出来れば安い金額でと思うのは当然、しかしたいした会話もせず即アポだけ狙うと痛い目に遭う。一番多いのは”すっぽかし”、待ち合わせ場所に来ないのだ。テレクラ・ツーショットダイヤルは相手の顔が見えないので信頼関係の構築がなかなか難しい。また冷やかし・暇つぶしでかけてくる女性も多い。何人かでかけて男をもてあそんで楽しんでいるのだ。こういう女が一番許せない。男たちは真剣に狩りをしているというのに・・・以前、私の友人は女性の言われるままに待ち合わせ場所に向かった。目印にソフトクリームを持ってだ。冷静に考えればソフトクリームはおかしい、これは冷やかしだと分かるが、料金を安く抑えたい、抑え切れない性欲が相まって正常な判断ができなくなるのだ。無論、私の友人は待ち合わせ場所でベトベトに解けたソフトクリームを握ったまま、来るはずの無い女性を待ち続けるのだ。もう一度言っておく、これは私の友人の話である。

 こういった事態を招かない為にもある程度のリサーチは必要である。会話をしていく中で相手との信頼関係も築いていけるだろう。また全てを鵜呑みせず、懐疑的な側面を持ち合わせることもテレクラ・ツーショットダイヤルでは必要なのかもしれない。全ては女性は無料で利用できるところに問題があると思う。しかし性的欲求の少ない女性を獲得するのは難しく、無料でサービスを提供するのは仕方ないことなのかもしれない。世の女性たちよ、頼むから私のような、、否、私の友人のような被害者をこれ以上増やさないで頂きたい。

 他のナンパの手段としては、ネットナンパがある。インターネットを利用したナンパだ、いわゆる出会い系サイトである。時は平成、Windows95が登場し、パソコンが各家庭に普及するようになった。そしてADSL・ブロードバンドなどインフラが整備され、空前のITブームに突入したのだ。いまや携帯電話でもインターネットが利用できるようになり、どこにいてもネットにつながる環境がある時代になった。そこで各種さまざまなネットサービスが登場したが、何よりも普及したのが出会い系である。むしろ出会い系やアダルトサイトなどがネット普及を牽引したとも言えるだろう、いつの時代もエロは偉大である。

 出会い系サイトのその種類は様々、掲示板に書き込みをするものや、メールで出会いを提供するもの、ライブチャットのように相手の顔を見ながら話すサービスなどもある。これらのサービスもテレクラ・ツーショットダイヤルと同様に女性は無料である。そしてサクラ言われる男性会員からお金を搾り取るために雇われた女性も数多く存在するようになるのだ。ネットの多くは文字だけのやり取りになるので、相手が本当に女性であるかすら疑わしい。また出逢い系サイトは犯罪の温床にもなり易く、ネット絡みの犯罪は近年急激に増加している。

 ナンパの手段は時代と共に変化はするものの、「相手を見極める」という一番の根本は変わらないのだ。目先の功に焦ることなく、男性諸君はじっくりとナンパを実行して頂きたい。運良く好みの女性をGETした暁には、是非「その子の友達を私に紹介してね♪」と本音をぶつけて、ここは筆を置くことにしよう。長文・乱文にも関わらず、最後まで読んで頂きありがとうございました。

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